Home

西村善徳からの手紙-2007年1月〜6月-


2007年5月11日(金)田植えの準備が始まりました。

僕の方は生姜の植え付けが終わり今は田植えの準備をしています。
お米は安いので生産意欲がわいてこない農家が多くなりました。でも安全を評価してくださり、四万十源流のいつでも飲める水で栽培したお米を求める消費者がいる限り、栽培をつづける使命があるように感じて、作業をしています。

農家は消費者の思いを乗せた栽培をしなければ、ソロバンに乗せた栽培は難しいと思います。

5月の美しい山の緑は、ソロバンの変わりに手に出来る自然からの贈り物だと思います。
 
帯広の青年来宅
          
  今春、高知農大に入学された帯広の学生が我が家で休日を過ごすようになりました。

写真は我が家のモミ貯蔵庫の前で
談笑する帯広の学生A君で〜す。

  休みが多いので、休日はなるべく我が家で生姜の草引きや、水田作業のアルバイトをして、南国の農業の体験を積んでほしいと思います。北海道と南国の長所 短所が勉強できると思います。


2007年4月23日(月)雨が多くなりました


こちらは雨が多くなりました。

雨が降ると伸びるのがイタドリ(虎杖)です。イタドリは皮をハギ漬け物として加工します。高知県では食べますが愛媛や徳島ではあまり食べる習慣が無いようです。

いたどり

北海道のイタドリは葉っぱだけが大きくて食べられませんが、内地のイタドリはおいしく加工できますので最近はダイエット食品として人気があり道の駅や高知の日曜市でも売られています。このイタドリは一夜で何十センチも伸びる成長の早い植物です。少し短いと思うときは、帰りに取れば丁度に成長しています。写真は一夜で伸びたイタドリです。

しょうが畑

生姜の植え付けが始まりました。収穫は11月となりますが、薬用等にご希望の場合は早めにご予約くださいませ。食用の年間予約確保のためご希望に添えない場合もございます。

核廃施設反対住民の答えが出ました 
      

高知県は貧しい陸の孤島です。

この貧しい県に核廃施設を受け入れたら巨額の交付金を上げますと国の狙い撃ちにさらされました。
四万十の源流では反対住民が立ち上がり中止させました。
今度は深海水で町づくりを目指す室戸市のお隣 東洋町に核廃棄処分場を作る計画を立てました。
この核施設は住民が反対しても,長の一人が受け入れに同意すれば計画は進めることができると強引に計画は進められました。

地方を見捨てる政策をすすめ,その責任を地方に押し付け、財政的に干しあげて核施設を受け入れたら町は豊かになると、年間何十億の札束で心の買収に取り掛かりました。ついに住民が水戸黄門様となり立ち上がりました。
国は十分な説明もしないままに、地方を賛成 反対に二分して、「結論はお前たちが出せ」と迫る。挙句には「原発の恩恵に浴していて反対とは何か」と突きつけてくる。

北朝鮮に核を保有させまいと懸命に包囲網を強いていますが、日本の核政策が「このままでいいのか」21世紀は悪魔の贈り物と人間がどう関わってゆけばいいのか、難しい問題を突きつけられて今日も確実に出口無きトンネルを掘り進んでいます。

生姜が今年も豊作でありますように願うことなどあまりにも姑息な心に見えてしかたがありません。


2007年1月15日(月)四万十源流を訪ねました
     
  NHKで放送された「四国にビタミン」という番組企画に関係した方と取材でお世話になった方を訪ねる四万十源流の旅となりました。僕が 四万十源流域で生姜を栽培した畑からさらに上流を目指しました。

 四万十源流の山脈の頂上では風力発電用の風車が回っていました。この山の分水嶺に降った雨は愛媛と高知に分かれ四万十の長いたびを続ける事となるのです。
 
紙漉ききと山の文化体験館「天狗の風」を訪問しました。

  風車の下にたどり着くとそこは四万十川も水路のように小さな谷となっていました。この谷川にはオランダ人「アウテンボ−ガルト」さんの日本人に日本の文化を学んでほしい願いで建てられた「文化の体験館」がありました。

 此処では自生している木から製紙体験もできますし、宿泊して山郷の文化を体験できます。インストラクタ−は和紙工芸家ロギ−ル、アウテンボ−ガルトさん御夫婦と集落の山暮らしの達人グル−プ「ヤナギ畑会議」のメンバ−の方たちです。

 ロギ−ルさんは「四国にビタミン」ではなく「日本にビタミン」を注入してくれる生き方をされています。日本人が忘れている日本の文化を紙漉きを通じて伝えようとしています。

 写真はロギ−ルさんご一家の写真です。四万十川を訪れたら是非お立ち寄りくださいませ。

四万十源流の山間にできた「紙漉きと山の文化体験館」について

所在地 高知県高岡郡梼原町太田戸1678
  「天狗の風」ロギ−ル・アウテンボ−ガルト
紙漉き体験 草花や思い出を漉着込んだ世界にたった一枚の紙が作れます。
宿泊 自前の手漉き和紙に包まれた和室から四万十川の源流が見下ろせます。
食事 オ−ガニックの材料による地元の野草や川魚を使いオランダ流(洋風)にアレンジされて出されます。
Webサイト http://www.shimanto.or.jp/satellite/tengunokaze/
かみこみやブログ http://kamikoyat.exblog.jp



 


[大野見の紹介]

[ショウガについて]

[四万十源流の村から]

[大野見のLink]