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生姜(ショウガ)について


我が家のショウガ作り

ショウガの産地 

 ショウガの栽培で作付面積が一番多いのは高知県です。施設栽培が45ha、露地栽培が586haとなっています。地域的には四万十川流域の高岡郡窪川町エリアが全体の21%、高知県中部の土佐市が18%、高知県東部に位置する香美郡土佐山田町が6%と、この三地域で高知県のショウガ生産量の半分を占めています。大野見村は窪川町の北側の隣に位置し、生産地としては窪川町のエリアとなります。

 ショウガは、他の野菜、例えばトマトや大根、白菜。レタスといったようにいわゆる主役にはなれませんが、縁の下の力持ち的存在です。

 ショウガの生育には温暖で湿潤な気候が必要です。ショウガは乾燥に弱く水分が足りなくなると育たなくなります。しかし、あまり多いとまた、育たなくなり、いわゆる水っぽいショウガになって腐りやすく貯蔵も出来なくなります。

 ショウガ栽培に適した土壌は、土の中で動植物や微生物など有機物が不完全に分解して出来た物質をたくさん含んだ土が必要です。

 四万十川の流域は、このような条件に当てはまるので、ショウガの栽培が盛んなのです。

-地域特産野菜の生産状況-野菜生産状況表式調査結果(平成10年産)
農林水産省農産園芸局野菜振興課

作付面積(ha)

収穫量(t)

順位 都道府県 施設 露地
1 高知県 45 586 631
2 千葉県 106 181 287
3 熊本県 8 159 167
4 長崎県 22 24 46
5 埼玉県   43 43
6 静岡県   40 40
7 和歌山県 34 3 37
8 宮崎県 20 12 32
9 神奈川県   20 20
10 愛知県   19 19
順位 都道府県 施設 露地
1 高知県 2,186 16,714 18,900
2 千葉県 2,107 3,080 5,187
3 熊本県 305 4,448 4,753
4 和歌山県 2,040 120 2,160
5 宮崎県 853 289 1,142
6 長崎県 486 559 1,045
7 静岡県   906 906
8 埼玉県   517 517
9 愛知県   181 181
10 神奈川県   176 176
施設とは、ハウス栽培などのことです。露地とは、おおいのない土地・地面で栽培した物をいいます。
2000年(平成12年)発行の農水省の調査(2年に1回の調査なので、少し状況は変わっていると思います。

ショウガ (生姜)【ショウガ科ショウガ属】 

-英語-ginger 
-学名-Zingiber officinale Rosc

学名Zingiberはサンスクリット語で「角の形」を意味するSingaveraに由来しています。
八百屋さんなど食料品店ではショウガ、薬局などではショウキョウと呼ばれる事が多いようです。

 ショウガはインドからマレー半島にかけての熱帯アジアが原産地といわれています。古くから香辛料、薬用として用いられてきました。別名「はじかみ」、古くは「くれのはじかみ」「つちはじかみ」と呼ばれていました。「はじかみ」とは山椒の古名です。薬店では「ショウキョウ」と呼ばれています。

 ショウガの刺激的な辛味成分は、ジンゲロン、ショウガオールと呼ばれるもので、、強い殺菌作用があります。お寿司の後に必ずショウガで作ったガリを食べるのには、魚介類の食あたりを防ぐためなのは良く知られています。ジンゲロンには健胃作用もあるので、ついつい食べ過ぎてしまった時にも食べておくと良いでしょう。

 ショウガは食品の中で非常に高い抗酸化作用をもっているといわれ、体の活性酸素を消去し、老化防止、ガンの予防に効果的に働きかけることがわかっています。

 他に発汗・鎮痛作用、のどの痛みなどにも効くといわれ、風邪をひいたときは、ショウガ湯を飲みますね。また、胃腸の働きを活発にするため、大腸がんを防ぐ効果もあることがわかっているようです。

ショウガの栄養 

成分表(可食部100gあたり、生)

エネルギー   31Kcal
水分   91.1g
たんぱく質   0.9g
脂質   0.1g
炭水化物 糖質 6.3g
繊維 0.8g
灰分   0.8g
無機質 カルシウム 12mg
リン 23mg
0.3mg
ナトリウム 4mg
  カリウム 340mg
ビタミン Aレチノール 0μg
カロチン 0μg
A効力 0IU
B1 0.03mg
B2 0.03mg
ナイアシン 0.7g
  C 2mg
食塩相当量   0g
ビタミンやミネラルといった栄養素は他の野菜から見るとかなり少く、何々に良いというような特徴はありません。

しかし、他の生薬と配合し漢方薬として利用されてきました。効能としては、芳香性健胃、食欲増進、新陳代謝機能促進、鎮嘔、鼻詰り、悪寒発熱などの改善に利用されています。
さらに、消炎鎮痛作用があるので、姜汁 (きようじゆう) とサトイモの親芋をつきつぶしたものと小麦粉を混ぜたものを、ガーゼなどに塗り外用薬として、関節痛、肋間神経痛などの患部に貼り、外用薬としての利用もされてきました。

 

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